
日頃からストレスを溜めている人にとっては、その抱えたものを愚痴って外に吐き出したいと思うこともあるでしょう。
愚痴はあまりよいイメージではないものの、メリットもデメリットも両方あります。
今回は愚痴ることのメリット・デメリットを中心に、適度な愚痴吐きが心身のリフレッシュになることも紹介していきます。
愚痴の我慢は心と体が悪くなる
愚痴や本音をぐっと飲み込んで自分の中に溜め続けていると、知らないうちに心に負担がかかる状態が続き、結果的にストレスを重ねていきます。
蓄積されたストレスにより、気持ちが落ち込みやすくなったり、体調を崩しやすくなったりすることもあるんです。
また、嫌な気持ちを体外に出せない状態が長引けば、心と体のバランスが乱れ、仕事や勉強などの普段の日常生活への影響が出始めます。
心の不調は誰にでも起こりうるものなので、無理に我慢しすぎず愚痴として吐き出してしまいましょう。
感情を言葉にして表に出すことは、自分を守ることにもなりますよ。
愚痴のメリットは?
ついポロリと口から愚痴が出ていたなんてこともありますが、愚痴は気持ちが重くなるような話題だから、できるだけ避けたほうがいいと考える人は多いです。
でも、愚痴にはメリットも存在するので、以下で見ていきましょう。
①言葉にするだけで気分が晴れる
人は誰しも感情を持つ生き物なので、日頃のストレスの吐き出し口がないと、溜まりに溜まったストレスは感情となって爆発します。
愚痴は、感情的なストレスを体の外に出すのにもってこいな手段です。
不快な感情を言葉にして体の外に追い出すことで、モヤモヤしていた気分も晴れていくでしょう。
②愚痴は心のクッションになる
誰かに愚痴を吐くだけで、気持ちが自然と軽くなることがあります。
「それは辛かったね」「大変な思いをしたんだね」と共感してもらえると、自分の感情を受け止めてもらえた気がして、孤独感も和らぐでしょう。
愚痴は弱音を見せることではなく、負のオーラが漂う心を守るクッションの役割を果たします。
愚痴を我慢するのではなく、言葉にして吐き出すことが心のバランスを保つ助けになるんです。
③他者から手を差し伸べてもらいやすい
愚痴は自分が今大変な状況に置かれていることを、言葉のサインという形で周囲に伝えることができます。
普段の様子だけでは気づいてもらえない気持ちも、ちょっと言葉にするだけで見えるようになるんです。
あなたからの小さなSOSに気づいた周囲の人から、「何か手伝えることはある?」「話だけなら聞くよ」と手を差し伸べてもらえるきっかけに繋がります。
困難な状況を一人で抱え込まないために、思い切って愚痴を吐いてみましょう。
④思考の整理とヒントの発見に繋がる
愚痴をこぼすことで、頭の中に散らばっていた悩みが整理されていき、自分が本当に困っていたことを見つけやすくなります。
また他人との会話は、今までに気づかなかった新しい視点や問題解決のヒントをもたらしてくれることもあります。
愚痴は単なるガス抜きではなく、自分自身を振り返り、本来進むべき道を示してくれる手段にもなりえます。
愚痴のデメリット
複数のメリットのある愚痴ですが、考慮すべきデメリットも存在します。
①愚痴りすぎは他人の負担になることも
愚痴は不快な感情を外に出す手段ではありますが、同じ内容を繰り返すと聞いている相手は負担に感じてしまいます。
相手の我慢に頼りすぎると、人間関係がぎくしゃくしてしまう可能性もあるので、愚痴はほどほどにして相手への気遣いも忘れないようにしましょう。
②愚痴ることは問題解決に直結しない
愚痴を吐くとスッキリしますが、愚痴っただけで問題が解決するわけではありません。
直後は気持ちが楽になっても、感情を発散しているだけなので、根本的な状況は変わりにくいです。
まずは愚痴で気持ちを落ち着けて、一区切りしたら今抱えているストレスを解消する不満を具体的に考えていきましょう。
適度な愚痴は心身のリフレッシュに繋がる
生きていれば、嫌なことや思い通りにいかないことは避けられません。
愚痴を吐くことはむしろ自然なことです。
適度な愚痴吐きは乱れた気持ちを整え、心と体をリフレッシュすることに繋がります。
ただ、愚痴った先に、どう動くかを決めるのはあなた自身です。
しっかりとその先の行動を決めることで、前向きなエネルギーにも繋がっていくでしょう。


