「愚痴」と言うと、あまりいい印象はありませんね。
どうにもならないことをいつまでもぐちぐちと吐き出して。。。という、ネガティブなイメージが強くあります。
特に男は“男らしさの呪縛”に囚われているので、女性からは「愚痴を言う男なんてみっともない。嫌なことがあるなら自分でなんとかしなさいよ」なんて言われるし、男自身も「愚痴を吐くなんて男らしくない」と思っている節があります。
でもやっぱり、言ったからって何が変わるわけじゃなくても、「愚痴の一つも言わせてくれよ」なんて思うことはあります。特に飲んだときなんかは。
自分が息苦しくなるなら、ガス抜きのひとつとして愚痴をこぼすのはいいことだと、個人的には思います。
何日も続くようなら何とかしないといけませんが。。。
有名な精神科医Tomy先生によると、「愚痴というのは依存」なのだとか。
たしかに愚痴を吐きだす行為の先には、それを聞いた人に慰めてほしい、何とかしてほしい、共感してほしいという気持ちが隠れている気がします。
ということで、もし愚痴をこぼしたくなったら、大事なのはこぼす相手を選ぶこと。
どんな人がいいのかと言うと、
信頼関係があり、愚痴を適度に諌(いさ)めてくれる人。
つまりある程度あなたの愚痴には付き合うものの、最終的には愚痴を適度に切り上げてくれる人ということですね。
慰めとか応援とかで、気分の矛先を変えてくれるような人です。
逆に、いつまでも愚痴につきあって、さらには一緒になって盛り上げてしまう“愚痴好き”の人には要注意。
たしかにその時は気持ちがいいかもしれませんが、その気持ちよさに惹かれて愚痴依存が進んでしまうそうです。
愚痴を吐くのは仕方ないけれど、その扱いは要注意と言うことですね。
適度に愚痴に付き合ってくれる人、あなたにはいますか?
もしいないなら、赤の他人に愚痴を吐いてみるのはいかがでしょうか?