
友達や家族と話していると、気づけば愚痴ばかり話してしまっていた…。
そんな経験、誰にでも一度はあるのではないでしょうか?
毎日を一生懸命過ごすなかで、思いどおりにいかないことが重なると、心の中にはいつの間にか不満や疲れが溜まっていくものです。
とはいえ愚痴ばかり続くと、自分も周りの人も心が疲れてしまう可能性が…。
では、物事がうまくいかず嫌な気持ちを抱えたとき、愚痴をこぼさずにいるにはどうしたらいいのでしょうか?
ここでは、つい愚痴を言ってしまいがちな人の心を、少しでも軽くできるような方法を紹介します。
愚痴っぽい自分を変える対処法
愚痴っぽい自分を変えたいと思ったとき、原因そのものを変えるよりも、自分の受け止め方や考え方を少し変えるほうが実は効果的なことがあります。
では、愚痴を減らすための具体的な4つの対処法を見ていきましょう。
①「良いこと」を見つける習慣をつける
毎日の出来事の中で「良いこと」を見つける習慣は、愚痴を減らすためのとても有効な方法です。
愚痴は、「嫌なことがあった」というマイナスの感情から生まれます。
ですが、ちょっと視点を変えてみるだけで、同じ出来事にも別の面があることに気づけます。
さらに意識的に良い面を意識すると、物事を肯定的・前向きにとらえる力が少しずつ身についていきます。
その結果、愚痴のもとになる感情が生まれにくくなり、心が自然と軽くなるのです。
また、物事を多角的に見る習慣は心を楽にするだけではなく、より深く理解することにもつながります。
日常の中の小さな「良いこと」に意識を向ける。
それは、愚痴を減らしながら、自分の世界を豊かにする小さな一歩かもしれません。
②愚痴を言う前に体を動かす
日々の不満や嫌な気分は、つい愚痴として口に出したくなるものです。
「愚痴を言う」という行為は、不快な出来事で生まれた嫌な気持ちから心を守るための、一種の自己防衛とも言えるためです。
ですがそんなときはまず、体を動かして嫌な気分を発散してみるのもおすすめです。
散歩やジョギング、料理や洗濯など、体を使うことに集中することで、不快な気分がまぎれやすくなる場合があります。
また、一つひとつの作業をこなすことで得られた達成感が、抱えているモヤモヤした気分を自然と手放す助けになるのです。
その結果、気持ちが落ち着いた状態で、自分の感情と向き合えるようになるでしょう。
愚痴に頼る前に、まずは体を動かして心を整える習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
③感情は口に出す前に書き出してみる
感情を文字にして書き出すのも、愚痴を口にするのを抑える方法のひとつです。
頭の中の思いを言葉にしていくことは、その思いが生まれた背景や、自分が何を感じ、何を考えているのかを整理して理解するうえでとても大切な作業です。
しかしマイナスの感情だった場合は、口に出すと、愚痴として現れやすくなってしまいます。
そこでおすすめなのが、言葉にした感情を「書く」こと。
スマートフォンやパソコンのメモ帳、紙など、場所はどこでも構いません。
モヤモヤや不快な感情など、愚痴になりそうな気持ちは、まずいったん文字として書き出してみましょう。
書くことで、冷静に自分の気持ちを見つめ直すきっかけとなり、心の整理にもつながります。
その結果、愚痴を口にする前に、自分に合った解決策が見えてくることもあるでしょう。
④「自分が変えられるポイント」を探してみる
愚痴が生まれるとき、その背景には多くの場合、「相手や物事が自分の思い通りにならない」という不満があります。
ですが、残念ながら人や環境を自分の理想どおりに変えることはできません。
では、自分に変えられるものがあるとしたら何でしょうか?
それは、「自分自身」です。
もちろん、あなた自身も大切な一人の人間ですから、自分をすべて変える必要はありません。
大切なのは、少しだけ視点を変えてみること。
「自分の考え方や受け止め方をどう変えたら、少しでもこの状況をラクに感じられるだろう?」と考えてみましょう。
ほんの少し、出来事の捉え方を変え、「自分が変えられるポイント」を探してみる。
それだけでも、穏やかな解決への糸口になるかもしれません。
愚痴とうまく付き合おう
自分の心を守るために、場合によっては思いのままに愚痴をこぼすことも大切です。
ただ、いつも愚痴ばかり話していると、周囲の人に負担をかけてしまいますし、マイナスの感情に何度も向き合う自分自身も、気持ちが滅入ってしまいます。
嫌なことが多くてどうしたらいいかわからないときは、体を動かして気分をリセットしたり、思いを書き出して心の中を整理したりしてみましょう。
そして、物事の良い面を探すことを意識してみてください。
自分の見方を少し変えるだけで、同じ出来事でも違った側面が見えてくるかもしれません。
愚痴とうまく付き合いながら、自分の心を守る工夫を少しずつ積み重ねる。
そうすることで、毎日の暮らしが少しずつ明るく、軽やかになっていくはずです。


