ある時ふと、どうしようもなく寂しくなってしまうことってありますよね。
「さびしい」が口癖のようになってしまっている人もいるでしょう。
さびしいと感じる原因や心理はさまざまで、対処法も多岐にわたります。
自分がなぜさびしくなってしまっているのか、さびしい時にどうやって過ごせばいいのか、参考までにまとめてみたいと思います。
さびしさを感じるタイミングやきっかけは?
さびしいと感じるタイミングやきっかけは人によって違いますが、何かしらの原因があってさびしくなることが多いものです。
人はどんな理由でさびしくなるのかを見てみましょう。
暇で時間を持て余しているとき
予定のない休日など、暇を持て余してしまっている時、時間を持て余すばかりに考え事も多くなり、物足りなさやさびしさを感じやすくなります。
そんな時にSNSを開いてみたら、周りの人たちは充実していて楽しそう。それを見て自分と比べてしまってよけいに孤独を感じる。。。といった悪循環にもなりがちです。
一人でいる時間が多い
一人暮らしをしている人など、日常生活の中で一人きりになる時間が多い人は、ふとしたきっかけでさびしいと感じることがあります。
普段は慣れていて平気なつもりでも、ふとした瞬間に人恋しくなったり、さびしくなりやすいです。
特に人と会ったり遊んだりした後には、さびしいスイッチも入りやすくなります。
体調を崩したとき
体調を崩してしまうと不安が募るのは当然のこと。
そんなとき、ひとりでいることの心細さやさびしさを感じてしまうことがあります。
身体の調子が悪いことで、物事をネガティブな方向に考えがちになります。
誰かと楽しく過ごしたあと
みんなで集まってワイワイ騒いだり、気心知れた相手と旅行に行ったり、楽しい時間を過ごしてから別れて帰路につくと、さっきまでの明るい気分とは打って変わって猛烈なさびしさを感じてしまいます。
楽しかった分だけ、一人になった時の落差が激しいのです。
さびしさの正体とは
いろいろなきっかけや原因でさびしいスイッチが入ってしまうわけですが、このさびしさの正体とは何なのでしょうか?
物理的に人がいない状態からくるさびしさ
彼女がいない、友達がいない、家族がいない。
このように、物理的に周りに誰もいなくて独りぼっちだと認識したとき、さびしさを感じます。
自分に彼女や友達がおらず、それらがいる人を見ると、うらやましさも沸き上がってきて、「人とのつながりが持てない自分は、人間として何かがダメなんじゃないだろうか」といった自信喪失にもつながりかねません。
心理的な距離からくるさびしさ
では、自分の周りに誰かがいれば、さびしさは無くなるのでしょうか?
実はそんなこともありません。
会社に行けば確かに人はたくさんいるけれど、意外と一人でいることが多い。
周りの人と仕事上の話はするけれど、プライベートな事を話したことがない。
たくさん人がいる中で感じる、独りぼっち。。。そんな感覚になることがあります。
むしろ人々の中にいるほうが、強烈に孤独感やさびしさを感じてしまうことがあります。
つまり、誰でもいいから周りに人がいればさびしくなくなるのではなく、自分を理解してくれる人がいることではじめて、さびしさが和らぐわけです。
さびしさは、「誰にも理解してもらえない」という状態からきているということです。
さびしさの正しい解消法
さびしくなる真の原因は、「自分を理解してくれる人が周りにいない」こと。
逆に言えば、彼女でも友達でも、あなたを理解してくれる人がいればさびしさを遠ざけることができます。
ただしそんな関係になれる相手は簡単に見つかるものではなく、また見つかったとしても仲を深めるには時間がかかります。
つまり根本的にさびしさを解消するには、時間を要するということですね。
そうしている間にも、ふとした時にさびしさはやっています。
そんな時には、趣味や仕事に没頭する、とにかく忙しくする、自分の気分のいいことだけをするといった、さびしさを紛らわせる行動も有効です。
自分を理解してくれる人との出会いを待ちながら(求めながら)、日々のさびしさをうまく紛らわせていく。
そんなバランスが、気持ちの平穏をもたらすのではないでしょうか。
さびしさを紛らわせるには、誰かと話すのが一番
さびしさを紛らわすのに一番有効なのは、誰かと話をすることです。
自分一人でできることに時間を費やす方法は、ふとした時にひとりを感じやすいものです。
それに比べて誰かと話することはひとりを感じず、さびしい時間を紛らわすことができます。
ただし、
「気軽に話ができる相手がいない」
ということもあるでしょう。
そんな時にはネットの中で、楽しく優しい話し相手を見つけてみましょう。
あなたの話や愚痴を聞いてくれるサービスを使ってみよう
ネットでは、なにげない話や愚痴などを聞いてくれるサービスがあり、多くの人に利用されています。
これらは「愚痴聞き・悩み相談」などとも言われるサービスで、利用した人からは「楽しい時間が過ごせた」「気持ちが軽くなった」といった口コミが多く集まっています。
話を聞いてくれるのはカウンセラーなどの資格を持った人や、数多くの悩み相談に対応してきた人などさまざま。
その人の経歴や、話を聞いてもらった人の口コミを見ながら選ぶことができ、選んだ相手と電話で会話することができます。
「今すぐ話したい」に応えてくれる人もいます。
多くの場合料金は1分単位で加算されるシステムですが、1分100円~話せる相手もいるので比較的リーズナブルだと言えますね。
「さびしいから誰かと話したい」
「暇だから誰かと雑談したい」
そんな気分を受け止めてくれる人に、コンタクトしてみてはいかがでしょうか?