男の電話相談の中でも「恋愛相談」は数多く寄せられるテーマです。
特に「女性への片思い」は、女性に相談したいお悩みトップ1ではないでしょうか。
恋愛は本来楽しいことのはずなのに、片思いとなると、つらいと感じることが多いですよね?
相手への気持ちは高まるばかりなのに、その気持ちは相手に伝えられずに一人でモヤモヤするばかり。。。
片思いはなぜつらくなってしまうのか?
その原因と対処法についてまとめてみたいと思います。
片思いはなぜつらくなってしまうのか?
好きな人ができると、その人のことを想うだけで気持ちがキュンとなりますよね。
ですがそれが片思いの状態だと、同時につらいという感情が沸き上がってきてしまいます。
本来恋愛はワクワクして楽しいはずなのに、どうして片思いはつらくなってしまうのでしょうか?
その理由をひもといていきましょう。
相手の気持ちがわからないから
“片思い”はその名の通り、一方的に想いを寄せている状態。相手の気持ちがどうなっているのかは想像するしかありません。
・自分のことをどう思ってくれているんだろう?
・他に好きな人や恋人はいるのかな?
・俺が好きだってこと、気づいているのかな?
・あの時の言葉って、どういう意味?
など、モヤモヤは溜まっていくばかりです。
このように相手の気持ちがわからない状態が続くと、だんだんとつらさが増していきます。
嫌われるのが怖くて一歩を踏み出せないから
相手の気持ちを知るには、自分の気持ちも伝えなければなりません。それができないから一層つらくなります。
・フラれたらどうしよう
・気まずくなって、友達でもいられなくなったらどうしよう
そんな恐怖心がブレーキをかけるので、また一層つらさが増してしまいます。
その人が好きすぎて、他のことに集中できなくなるから
好きという気持ちが高まれれば、四六時中相手のことばかり考えてしまい、他のことに気がまわらなくなってしまいます。
やらなければならないことが目の前にあっても、頭の中は相手のことでいっぱい。
仕事も上の空。
それがもとで失敗を招いてしまい怒られたりすると、回りまわってその片思いがつらくなってしまいます。
妄想に支配されてしまうから
片思いをすると、相手とのことを想像して一人で勝手に盛り上がったり、勝手に凹んだりと、妄想によって感情が激しく揺さぶられます。
またLINEを送ったのに返信がない、挨拶したのにあまりにそっけない、他の男と親しげに話すのを見てしまったといったことがあれば、気持ちが一気にネガティブな方へ転がっていきます。
あまりにそれらが続くと、つらさと一緒に疲れてしまうようにもなります。
この先恋がかなうのかわからないから
人は誰でも、ゴールが見えていれば頑張れるもの。
ところが片思いの場合は、この先二人が恋愛関係になるのか、それとも恋はかなわないのかがわからないことがつらさの原因になります。
・諦めるべきなのか、進むべきなのか
・諦めきれるのか?
・進むことはできるのか?
そんな答えの出ない迷いが、つらさを増してしまいます。
片思いのつらさから抜け出す方法
片思いのつらさから抜け出そうと思ったら、その片思いをやめるしかありません。
やめる方法はふたつ。
「想いを伝える」か「諦めるか」のいずれかです。
片思いのつらさから抜け出すために想いを伝える
脈があるのかどうかもわからない、相手に好きな人がいるのかどうかもわからない。
そんなわからないこと尽くしであっても、恋をかなえたいと思ったら想いを伝えるしかありません。
想いの伝え方は相手のタイプや相手との関係によって変わってきますが、ひとつ言えるのは“相手との距離を詰めてから告白するのが大事”ということです。
遠くから眺めているだけで、相手が自分のことを知らないような距離の遠い状態からいきなり「好きです」などと言っても相手は驚くばかりだし、あなたのことを知らないのだから、つきあって良いかどうかの判断もつきません。
ですので、まずは充分に距離を縮めてから告白するようにしましょう。
片思いのつらさから抜け出すために諦める
どうしても告白する勇気が出ない。でも片思いはつらい。。。そうであれば、その恋を諦めるしかありません。
片思いが長くなるとつらさも続いてしまうし、そのうち好きなのかどうかがわからなくなるという現象も現れ始めます。
そうなる前に片思いを捨てて、自分のペースを取り戻すのがおすすめです。
相手のSNSは見ない、連絡はしない、できだけ視野に入れないようにする、他に夢中になれることを探すなどいろいろな手を尽くして、少しでも早く忘れられるようにしましょう。
片思いはつらいけれど。。。
・・・と書いてはみましたが、そこまでドライに割り切れないのが片思いと言うものですよね、わかります。だって、好きなんですから。
そんな時には、その想いを誰かに話してみませんか?
そのまま片思いを続けるにしろ告白するにしろ、または諦めるにしろ、その気持ちを誰かに打ち明けてみることで、つらい現状が変わるきっかけをつかめる場合がありますよ。
片思いのつらさを吐き出す相手選びは重要
その片思いのつらさを吐き出す相手ですが、自分のことをわかってくれている信頼できる人であればベストでしょう。
あなたの微妙な気持ちも理解して受け止めて、じっと話を聞いてくれたりアドバイスをしてくれたりするはずです。
注意しないといけないのは、中途半端に仲が良かったり関係があったりする相手。
“片思いの話”は多くの場合興味を惹く話題ではありますが、中にはあまり関心を持たない人もいます。そういう相手だと真剣には話を聞いてくれないかもしれません。
また単に興味本位で「話聞くよ」なんて近づいてくる人は、聞いた話を誰かに話してしまいがち。
その話が妙な形で片思いの相手に伝わり、状況がややこしくなってしまう。。。といったことは、職場などではありがちな話です。
また相手が妻帯者である場合などは、下手に口に出すのも危険です。
片思いのつらさを吐き出すには、都合のいい他人がピッタリ
心を許せる親友がいない、そもそも友達があまりいないといった人におすすめなのは、“自分とは利害関係のない都合のいい他人”に話をすることです。
・ただ片思いのつらさを聞いてもらうだけ
・同じ職場など利害関係がないから、話した後の悪影響がない
・なぐさめたりアドバイスをしてくれる
そんな相手が最高です。
そんな都合のいい相手は、実はネットの中にいるのです。
あなたの悩みや話を聞いてくれるサービスを使ってみよう
ネットでは、片思いをはじめとした恋愛の悩みや話を聞いてくれるサービスがあり、多くの人に利用されています。
これらは「愚痴聞き・悩み相談」などとも言われるサービスで、利用した人からは「気持ちが軽くなった」「現状を変えるヒントがもらえた」といった口コミが多く集まっています。
話を聞いてくれるのはカウンセラーなどの資格を持った人や、数多くの悩み相談に対応してきた人などさまざま。
その人の経歴や、話を聞いてもらった人の口コミを見ながら選ぶことができ、選んだ相手と電話で会話することができます。
「今すぐ話したい」に応えてくれる人もいます。
多くの場合料金は1分単位で加算されるシステムですが、1分100円~話せる相手もいるので比較的リーズナブルだと言えますね。
「相手からこんなことを言われた」「相手からこんなメッセージをもらった」などすぐに話したいときや、「片思い期間が長すぎてつらい」といったお悩み相談まで、気分に応じて気軽に利用してみてください。
時にはカウンセラーとして、時には親友のようにあなたの気持ちに寄り添ってくれます。
片思いのつらさを吐き出すことで、現状を変えるアドバイスやひらめきが得られるかもしれませんよ。